なんとなくYoutubeを開いていると、ゴルゴ松本さんが「少年院で命の授業を行っている」動画が目に飛び込んできました。
内容を見てみると、小中学校不登校だった子供を持つ親として、心に響くものがありました。
また、多くの地域で夏休みがおわり、新学期が始まる9月1日は、自殺する子どもたちが多いことが問題となっています。
すでにたくさんの方が、ゴルゴ松本さんの「命の授業」についてご存じだと思いましたが、悩んでいる子どもたちやその親の方たち、1人でも多くの方に知って貰えたらなと思い記事にしました。
ゴルゴ松本さんのプロフィール
本 名:松本 政彦 (まつもと まさひこ)
生年月日:1967年4月17日(56歳 2023.9.3現在)
出 身 地:埼玉県深谷市
血 液 型:A型
身 長:167 cm
職 業:お笑いタレント、漢字研究家
所 属:ワタナベエンターテイメント
1994年に吉田永憲さん(レッド吉田)と「TIM」を結成しています。
2011年からボランティアで少年院での「命の授業」と題した活動を始め、メディアにもたびたび取り上げられるようになったそうです。
2015年にはこの活動をまとめた著書『あっ!命の授業』を出版されています。
ゴルゴ松本さんが命の授業を始めたきっかけは?
ゴルゴ松本さんが「命の授業」を始めたのは2011年で、きっかけは東日本大震災で「絆」という言葉が注目を集めたことだったそうです。
それまでも知り合いのおじさんから、「少年院で何かしゃべって欲しい」という話は来ていたが、「なぜ俺なのかな」という感覚があって返事をしなかったようです。
ただ、「絆」という漢字が世界に伝播していくのを見て、「何かできることはないかな」という思いはあったし、40歳を過ぎたし、という時に、また講演の話が来たことがきっかけのようです。
ゴルゴ松本さんは、あるYoutubeの動画の中で、「学んだこと、自分で得たものは、自分だけで留めておいてはいけないと思っている。だから、色々な人に話す。自分だけで留めてしまうとそこで人生は終わる。だけど、皆に伝えることによって、自分の息吹や命から伝わっていった人が、未来へつなげてくれる。」と語っています。
ゴルゴ松本さんが漢字から教える「夢は叶う」
「命の授業」の中で、特に心に響いた内容をまとめてみました。
みんな、辛いことがあったら愚痴を吐いていいんだよ、弱音を吐いていいんだよ。
「吐」と言う漢字は、口からいいこと(+プラス)も、やわるいこと(ーマイナス)も言うこと。
そこから、夢を叶えていく人は少しずつ変わってくる。
わるいこと、マイナスな事を言わなくなる。いいこと、プラス思考な言葉を言うようになる。
「吐」からマイナスを取ると、「叶」になる。

「夢が叶う」になるんだね。
また、目標に向かって進んでいる時に、自分が思っていたようにいかなかった場合は、目標を変えずに軌道修正しながら進めばいいんだよ。
紆余曲折、遠回りしながら目標に向かっていけばいいんだよ。
危険だと思った時は、逃げればいい。
そして、時間が経って大丈夫なら、もう一度挑めばいい。
「逃」は、しんにょうに兆し。そして、また時間をおいて、しんにょうを手ヘンに変えて「挑」。

無理して進むだけが方法ではないんですね。
人それぞれにあった方法で、夢を叶えていけばいいんですね。
ゴルゴ松本さんが漢字から教える「命の大切さ」
「命の大切さ」についても、ぜひ知って欲しいと思った一つです。
「命」とは、人を一叩きと書きます。
人を叩くのではないですよ。
寝ている時も、ご飯食べているときも、一回一回叩き続けているものがあります。
それは、「心臓」で命そのものですね。
その始まりは女の人なんですね。
「始」は女が台となっています。
女も男もみんな、女の人から生まれます。母から生まれるんです。
だから、ゴルゴ松本さんは、女の人、母を大切にしなければならないんだよと強く言っています。
そして、命がけで生まれてきた「命」を、みんなは未来の「命」へ繋いでいくのですね。
このように見てみると、自分の命は、自分のものだけではないような気がします。
「命を大切にする」ということを、常に心に刻んでおくべきものだと思いました。
ゴルゴ松本さんのまとめ
●ゴルゴ松本さんの命の授業を始めたきっかけは、「絆」でした。
●ゴルゴ松本さんが漢字から教える「夢は叶う」は、人それぞれにあった方法で、遠回りしながらでも前向き進んでいけば叶うんですね。
●ゴルゴ松本さんが漢字から教える「命の大切さ」は、女の人から始まる命、そしてその命を未来を繋いでいく自分だけのものではないのですね。
人によって捉え方が違うこともあると思います。
こじ付けのように聞こえることもあると思います。
しかし、悩んでいる方などに少しでも気持ちが晴れれば、気持ちが楽になればいいなと思います。
Youtube:命の授業
コメント